大型合併で「お互い知らない!?」 山梨・北杜市で“新しい古里”作りに妙手(産経新聞)

 旧8町村が合併して誕生した山梨県北杜市。“新しい古里”をカルタで知ろうと、NPO法人「茅ケ岳(かやがたけ)歴史文化研究所」(新藤武義理事長)が、市内の伝統行事や民俗芸能などをテーマにしたカルタの絵札の絵と読み句を募集している。旧8町村の合計面積が約603平方キロと山梨県内で最も広く、「同じ市だけれど知らない隣の町のことをもっと深く理解しよう」と、市民参加のカルタ作りを進めることになった。

 絵札と読み句のテーマは、甲州台ケ原宿虎頭の舞(旧白州町)、箕輪新町のおんねりと巫女(みこ)舞(旧高根町)、若神子のほうとう祭(旧須玉町)、若宮神社の稚児の舞(旧長坂町)、厄除け地蔵さん(旧武川村)のほか、市内各所で行われる祇園祭、筒粥(つつがゆ)占い、浦安の舞、虫送りなどと幅広い。

 博物館や美術館、研究所などの市民活動を支援する花王の「花王・コミュニティミュージアム・プログラム」の助成を受けたプロジェクトで、「ほくと市もっと知ろうカルタ〜歴史と文化」と題して募集している。

 1次締め切りの1月15日までに、未就学の幼児から80代までの54人が絵札15、読み句71の作品を寄せた。茅ケ岳歴史文化研究所学芸員の内海美佳さんは「古里の伝統行事や民俗芸能をカルタとして後世に伝え、市内のほかの町を知るきっかけにしたい。1次募集の作品のテーマに若干の偏りもあり、ぜひ多くの応募を」と呼びかけている。

 2次締め切りは3月12日。作品の著作権は同研究所に帰属する。官製はがきに作品(読み句は五七五)をかき、住所と名前、テーマなど必要事項を記入して同研究所(山梨県北杜市明野町上手8310)に郵送するか、研究所で所定用紙に記入する。

 2次募集後の審査会で採用作品を決定。絵札、読み句どちらかの応募、市民以外の応募も可。テーマについてなど問い合わせは茅ケ岳歴史文化研究所(電)0551・25・2019。

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